Self Lesson 4

パラアスリートたちの活躍を見て、障害者に対して持っている、固定観念を省みた人も多いのではないでしょうか。生き生きと、力の限りを尽くして、試合や記録に挑む姿は、
清々しい活躍でした。
生まれながらにして持って生まれた障害を、軽々しく「個性」の1つと健常者が呼ぶことは間違っています。また、「五体満足」、「普通の人」という言葉も、障害者や支える家族を、傷つける言葉となります。
障害を持って生まれたこと、或いは、事故や病気で障害を持った人にとって、障害は、現実です。その現実を受け止めながら、努力をされている。
1人の人間として、幸せな人生を生きる権利は、誰にもあります。
1人の人間として、幸せな人生を生きる権利は、誰にもあります。
障害者を、異質な存在として見てしまう。障害者を受け入れない。こうした差別行為は、まだまだ多く見受けられます。
「障害」には、様々な状態があります。見ただけではわからないことも多くありますが、障害のある人が生活する中で不便な思いをしたり、不当な扱いを受けたりすることをなくすために、じぶん事として受け止める「思いやり」の心が求められます。
「障害」には、様々な状態があります。見ただけではわからないことも多くありますが、障害のある人が生活する中で不便な思いをしたり、不当な扱いを受けたりすることをなくすために、じぶん事として受け止める「思いやり」の心が求められます。
障害者への偏見を払拭するには、障害者が働くレストランや喫茶店、商店を利用することも良いことです。
障害者に対する人権侵害の事例

障害を理由にした
サービス提供の拒否
盲導犬の
入店等の拒否
障害を理由にした
住宅の契約拒否
観光施設やイベント
参加を迷惑がる
障害者への差別をなくすには

障害を理由にして、サービスの提供がなぜできないかを考え直し、施設のバリアフリー化や方法を考えてみる。
「合理的配慮」を行うこと。
「合理的配慮」を行うこと。
2016年4月に施行された「障害者差別解消法」では、「合理的配慮」を行うことが、役所や学校、公共施設には義務づけられ、民間企業、個人事業者にも、できるだけ行うよう求められています。
車椅子の方や、視覚障害者の方も、暮らしやすい社会にするための「合理的配慮」は、キーワードです。
車椅子の方や、視覚障害者の方も、暮らしやすい社会にするための「合理的配慮」は、キーワードです。